力率改善に必要な容量は?
✓ 検算済み答え (必要容量(kvar))—
式: 有効電力(kW)×(√(1÷改善前の力率(値)^2-1)-√(1÷改善後の力率(値)^2-1))
有効電力に、改善前の力率から出した無効電力の割合と、改善後の力率から出した割合の差を掛けると、入れるコンデンサの容量が出る
力率を上げるのに要る進相コンデンサの容量。力率がcosθのとき無効電力は有効電力×tanθで、tanθは√(1÷力率^2-1)から出る。改善前と改善後の無効電力の差が、コンデンサが受け持つぶん。力率は0から1の値で入れる (85%なら0.85)。高圧の電気料金は基本料金×(1.85-力率)で決まり、力率が85%を1%上回るごとに基本料金が1%安くなるので、目標は95〜100%に置くことが多い (関西電力・中部電力ミライズの料金表)。進相コンデンサは規格値 (10・15・20kvarなど) で売っているので、出た値以上の最も近い規格品を取る。入れすぎると軽負荷のとき進み力率になって電圧が上がるため、直列リアクトルと併せて設計する (実際の選定は有資格者の判断で)。
計算例
たとえば有効電力(kW)が100、改善前の力率(値)が0.75、改善後の力率(値)が0.95のとき、必要容量(kvar)は55.3233。
| 有効電力(kW)=100、改善前の力率(値)=0.75、改善後の力率(値)=0.95 | 55.3233 |
| 有効電力(kW)=50、改善前の力率(値)=0.8、改善後の力率(値)=0.98 | 27.3471 |
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